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「甲鉄城のカバネリ」のタイトルガジェットである甲鉄城のデザインは、数々のアニメでメカデザイナーとして活躍されているイラストレーターの形部一平氏。本編では作画・背景・3Dなど、様々な手法でこの甲鉄城の魅力を描き出します。

甲鉄城とは

カバネの脅威に対抗するため、日ノ本(ひのもと)を治める幕府は各地に「駅(えき)」と呼ばれる砦を築いた。駅同士を行き来できるのは装甲機関車(通称、「駿城(はやじろ)」)のみであり、その一つが甲鉄城である。駿城(はやじろ)は幕府によって運営されており、各駅(えき)で徴収された乗務員が交代で勤務している。それぞれの駅(えき)はお互いの生産物を融通することでなんとか生活を保っており、その物流を差配する幕府の権力はとても大きい。強固かつ厳しい外観とは反して甲鉄城は戦闘用ではなく物資運搬用であり、カバネを倒す車両ではなくカバネから逃げるための車両なのだ。

マクラキー機関 McRucky Engine

甲鉄城などの駿城(はやじろ)を動かす動力は、英国で開発されたマクラキー機関と呼ばれる特殊な蒸気機関である。蒸気圧縮に画期的なアイデアを取り入れたマクラキー機関により、巨大な車体を運用するための高出力を可能にしただけではなく、蒸気武器に使用する高圧ボイラーの個人携行も可能になった。

森山洋氏の甲鉄城の攻防を描いたアクションイメージボード