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検閲システム Censoring System

「甲鉄城のカバネリ」では漫画家の吉田史朗氏にコンセプトボードでご協力頂いております。今回は森山洋氏のイメージボードと共に吉田氏のコンセプトボードからも一枚ご紹介させて頂きます。

カバネ検閲について
「カバネの生態について」の項で取り上げたように、カバネに噛まれてから発症するまでには時間差(潜伏期間)が存在する。この潜伏期間中にカバネに噛まれたものが駅の中に入り込まぬように、駅に入る時には厳重な検閲が行われる。体の隅々まで噛み跡がないか調べ、擦り傷や打撲傷など少しでも疑わしい傷があれば三日三晩閉じ込め、発症しないと確認されてから初めて開放されるのだ。作中現在において駅への出入りを行うのは基本的に駿城のみなので、その到着時に検閲を行う事になっている。

吉田史朗氏のカバネ検閲コンセプトボード
自決袋
カバネに噛まれても発症までに猶予が有るのだから、人としての意識が残っている内に他の人々のため、自らの尊厳のため潔く自決しなくてはならない―――そんな思想の元、幕府から一人一つ配布されているのが自決袋である。 携帯用指向性爆弾とも言うべきこの自決袋を心臓に押し当て、紐を引くことで自らの心臓を爆砕。周囲に被害を及ぼすことなく新たなカバネの発生を阻止することが出来る。周りに迷惑をかけるぐらいであれば皆のために死を選ばなくてはならない。自決袋はそんな作中世界観を象徴するアイテムである。