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「甲鉄城のカバネリ」のコンセプトアートを担当するのは、荒木哲郎監督作品ではお馴染みの森山洋氏。監督との打ち合わせを経て作成されるイメージボードを出発点にして本編作業は開始されます。ここではそのごく一部をご紹介させて頂きます。

カバネとは 英国から始まった産業革命の波が瞬く間に全世界を飲み込んでいった頃、一つの噂がじわじわと巷間に広がっていった。一度死んだはずの人間が蘇り、凶暴な怪物と化して人々を食らうのだという。人ならざるもの、不死なるもの、人を喰らい化物と為すもの。迷信として前時代に葬り去られたと思われたそれら「不死の化物」が、再び世に現れたというのだ。初めはただの噂話に過ぎなかった。しかし、東欧の小国が一夜にして不死者に飲み込まれるに至り、遂に人々は知る事になった。その噂が真実であったことを。鋼鉄で覆われた心臓を破壊されない限り滅びず、生者の生き血を啜り同じ化物と為す屍、後に「カバネ」と呼ばれる事になるそれらは爆発的に増殖し、未曾有の大災害を欧州に撒き散らしていくことになった。そして、そのカバネが極東の島国である「日ノ本」に上陸するのには、それほど長い時間を必要とはしなかった──。

心臓被膜 カバネの心臓は鋼鉄の皮膜に覆われている。この皮膜を突破し、中の心臓を破壊しない限りカバネは人の血を求めて活動を続ける。この時代の主武器である蒸気銃(通称、蒸気筒)では心臓皮膜を破壊することが非常に困難であり、一般の武士ではカバネの侵攻を防ぐことはほぼ不可能なのだ。主人公、生駒はこの心臓皮膜を破壊するための独自の武器「ツラヌキ筒」を開発しながら、来たるべきカバネ襲来に備えている。